コラム詳細
業務用エアコン設置 必要な資格は??
業務エアコンの取付にあたり、必要な資格について書いていきたいと思います。
◇必須資格◇
① 2種電気工事士
② ガス溶接
③ フロンガス取り扱い
◇必須ではないものの持っていたほうがいい資格◇
① 管工事施工管理技士
② 電気施工管理技士
③ 高所作業車(現場によって必要になる場合あり)
2種電気工事士
国家資格なので、会社によっては手当てがでる場合が多いと思います。
配線に関する作業を行うときに必要となる資格です。
アース施工、コンセントの設置などを行う際に必要です。
ガス溶接
業務用エアコンの場合は、エアコンと室外機との距離が離れてしまうので、配管の距離が長くなります。また、施設の造形に合わせて配管を曲げたり、つなげる際に、「溶接」作業が発生します。溶接作業は、資格保有者しか対応できないのです。
作業現場に一人はいないと、工事が成り立たなくなってしまうので、とても重要な資格です。
フロンガス取り扱い
業務用エアコンでは必要不可欠な「フロンガス」。温室効果がとても高く、環境に良くないのでフロンガスの取り扱いは重要視されています。平成26年からこの資格が必要になりました。
管工事施工管理技士(あるといい資格)
こちらも国家資格となります。管工事そのものを行うのには資格は必要ないですが、工事現場を管理する(施工・行程・安全面)業務にはこの資格が求められます。
また、管理工事施工管理技士には、1級と2級があります。
1級を取得しますと、同時に、専任技術者として認められます。
一方で2級取得者の方は、3年間の実務経験を積めば、専任技術者として認められます。
電気施工管理技士(あるといい資格)
この資格保有者は、会社にとっては、いてくれると非常に助かる存在。
その現場の専任技術者になることができます。
高所作業車(あるといい資格)
倉庫などの天井が高いところへのエアコン設置の際に、この資格が必要となります。
高所作業車の場合は資格自体は講習9時間ほど受ければ取得可能です。
業務エアコンやその他設備関係で、気になることがありましたら、ぜひ調べてみてください。
資格保有者は業界内で重宝されますので、一緒に資格のお勉強がんばりませんか☺